夏合宿。

ニッコウキスゲ
職場のハイキングクラブ恒例の夏一泊山行。




といっても、僕は今年入社したばかりなので当然初参加。




今年は、金曜夜発で土曜日に山小屋泊。行先は尾瀬。



『尾瀬』で『ハイキング』という響きに、とても優雅なイメージを勝手に懐いていましたが。




それがとんでもない間違いであったと気付くのに、そう時間はかかりませんでした。







7月13日金曜日(仏滅)。23:55浅草発の『尾瀬夜行』で出発。




夜行列車に乗るのは初めてです。

翌日のハイキングを考えると、少しでも寝ておかないと...。




しかし、乗車と同時にやっぱり始まる酒盛り。




しばらくすると、車内の照明が落とされ皆眠りに入りますが。

全くリクライニングしないシートでは、旅慣れない僕は眠れません。




すこしウトウトし始めた午前3時18分。列車は会津高原尾瀬口に到着しました。

寝不足と体内に残っているアルコールで、頭痛に悩みながら今度はバスに乗り込みます。

御池

4時20分発のバスが『御池』に到着したのは6時少し前。




残念ながら、心配していた雨がシトシト降っています...。




僕たちのグループは、男性7人女性3人の計10名。




ここで、燧ケ岳登山組と尾瀬沼ハイキング組に分かれます。




雨なので、登山を中止して全員で尾瀬沼ハイキングへとの案もありましたが。




雨も小降りになりつつあったので、登山決行!

色々装備を揃えたのもあって、僕も登山を楽しみにしていたんです。

ここまで来たら、登りたいですよねぇ。





早速レインウェアに着替え、足元にはスパッツ。

ザックにカバーをかけて準備OK♪




最初は『尾瀬』のパンフレットによくある山につながる『木道』を歩くのかと思っていましたが。




『御池』の登山口は、最初から結構ハードでした...。



岩と木の根だらけの結構急な斜面を、両手も使いながら登って行きます。

雨が降っているので、せっかく持ってきた一眼レフは中々取り出せません...。
(そうでなくても、登るのに一所懸命で写真を撮る余裕が無かったです)




ちょっとバランスを崩すとザックの重さで後ろに引っ張られるのが怖かった...。

皆に遅れないよう夢中で登っていると、視界が開け『広沢田代』に到着しました。

広沢田代

おぉ~!ここは僕が思い描いていた『尾瀬』だぁ!!



ワタスゲが雨に濡れて萎んでいます。



雨に濡れた木道はとっても滑りやすいので、歩幅を狭くして歩きましょう。






再び岩と木の根だらけの斜面を登ると、また視界が開け『熊沢田代』に到着。
(残念ながら写真は撮れていません...撮ったと思ったんだけどなぁ)





ここまで来ると、登る『燧ケ岳』を確認出来ました。





よし!大汗かいてアルコールも抜けたようだし、身体も動くようになってきた!

足を何処に持ってくかなど考えながら登るのを、楽しめるようになってきたぞ!!




と、良い気になって来た僕を、今度は『雪渓』が待ち構えていました。

雪渓

思っていたよりも沢山残っている雪。

100m以上は雪渓を登らないといけないみたい...。




最初は戸惑いましたが、考えてみたらスキーを担いでハイクアップと同じじゃん!

一歩一歩しっかり靴を雪に噛ませ、確実に登って行きます。

うん!結構楽しいじゃん!!




しかし、ここまで来ると今度は寒さが襲って来ます。

そりゃ、この季節にこれだけ雪が残っているくらいだからねぇ。

望熊沢田代

雪渓を過ぎると、ガスが晴れて下界が望めるようになりました。

さっきは写真に残せなかった『熊沢田代』が見えます。





この辺りは森林限界を超えてますので、高い木がありません。





酸素も薄くなってきますので、同行者にも身体の不調を訴える人がいました。

みんな殆んど寝ないで登ってるんだもんねぇ。






今回登山組で唯一の女性も大分体調が悪そうなので心配しましたが...。




『あとちょっとだから、頑張る!』




見ているのが辛くなるくらい顔色も悪いのに。

はっきりした口調でそう言ったのには、感動を覚えました。





そしていよいよ山頂に!!

頂上

残念ながら視界が悪く、景色は全く望めませんでした。





でも、何とも言えない満足感で叫びだしたい気分。





山頂で飲んだビールの味は、一生忘れません!!











駅で渡されたおにぎりを食べたら、早速下山に入ります。

だって寒いんだもん!


ロッククライミング?

登りとは別のルート『長英新道』で、尾瀬沼を目指します。

急斜面の岩場を、まるでロッククライミングのように降りて行きます。

ここが本当に怖かった...。


沢下り?

こっちのルートは、雨の後だからかまるで川みたいな道を下って行きます。

写真は斜度が緩やかですが(だから写真を撮れたんです)他は結構急な沢下りみたい。





一歩一歩を慎重に運ばないと、泥にハマって大変です。




これは『尾瀬』で『ハイキング』?

いえ、僕達は『夏合宿』にやって来たのです!





高校生以来の『夏合宿』。キツければキツイほど、満足感が得られます。






後半は斜度が緩くなり、ダラダラとぬかるみをひた進みます。

いくら歩いても高度計の値が全然変わりません...。




しかも後半は深い森の中を進みますので、歩いても歩いても景色が変わらず。





心が折れそうになりました...。





同行した皆が同じ様に感じてるなぁと思ったその時。

望尾瀬沼

ようやく目的地『尾瀬沼』が見えて気ました。




あとちょっとだ!

もう足も腰も限界ですが、気力で下ります。

カキツバタ

そして『尾瀬沼』に到着。




僕たちを迎えてくれたのは、とってもキレイな『カキツバタ』や『ニッコウキスゲ』。

尾瀬沼

もうイメージ通りの『尾瀬』!




そして振り返ると、燧ケ岳がそびえていました。

望燧ケ岳

あぁ。あんな所まで歩いて登って、また降りて来たんだぁ。




頂上ではパノラマを望めなかったので、今一実感が湧きませんでしたが。




その分、今になって増幅した感動に包まれました。






尾瀬沼ヒュッテ

今回お世話になった『尾瀬沼ヒュッテ』。





生まれて初めての山小屋です。




でも、10名の団体なので二部屋を占有出来ました。

相部屋が山小屋の基本だと思い込んでいたので、ちょっと安心。





入浴(石鹸は使用出来ないので湯船に浸かったらタオルで身体をこするだけ)の後は部屋でちょっと飲み。

そして食堂に集まって夕食。

部屋に戻ると、『企画会議』という名の本格的なただの飲み会。




いやぁ。山男&山ガールは、お酒が強い...。




すっかり酔っぱらった頃、ホタルを見よう!っていう山ガールに騙され(?)尾瀬沼をお散歩。




涼しいを通り過ぎ、ちょっと寒いね。

ホタルなんて一匹もいないし。





もうここらで限界。記憶が確かでありません...。

前日は殆んど寝てないし。







ほんとにぐっすり眠って、気持ち良く迎えた朝。

ウグイスとカッコウの鳴き声で目覚めました♪




沼山休憩所

朝食の後はゆっくり過し、8時前に山小屋を出発。

大江湿原を沼山峠にむけて進みます。

木道の上を、ゆっくりみんなでハイキング。




沼山峠からバスに乗り、会津高原尾瀬口駅へ。





そして待ちに待った温泉!

ビール

う~ん、最高!

うどん

締めに美味しいうどんも戴いて。

このうどん、ツルシコで本当に美味しかったぁ♪





会津高原尾瀬口から鬼怒川温泉で乗り換え、帰りは『スペーシア』。




行きの夜行列車と大違い!な快適さ。




もちろん、会津高原尾瀬口からずっと宴会。





浅草に到着時した時には、もうベロベロ。






でも、初めての本格的な登山。

本当に楽しかった!!!

そして、何かを成し遂げた男は、一回り大きくなった事でしょう。






東北最高峰を制覇した僕を見た『なぁ』と『まぁ』は、その大きさに驚くに違いありません。






『ただいまぁ!!』





『お帰り!夏が来たから思い出した??遥かな尾瀬ぇ~♪』





うん。疲れたからもう寝るね。
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